楽していこう

生きる意味とは何?

下の子どもが大学に入学してからの 私のテンションが少しおかしい(笑)。 私は下の子18歳になるまで、それまでの年月を何がなんでも「お願いだから生きさせて」、時に泣きそうに、時に前向きに、でも決して口に出さず密かに祈っていた。(がん患者となった母親(私)が秘めていた野望) つまりはそれが「私の生きる意味」であった。 だから私は「生きる意味」を達成してしまった。 もちろんそれはとてつなく喜ばしい事であ […]

すっかり肩の荷が降りたようだ

がん告知を受け治療を一旦終えた時 先生は私に言った。 2年と思って生きるようにね、と。 多めに見積もっても2015年あたりと覚悟して生きようね私キャンペーンを絶賛開催中で、 だから日々は薄い氷の上を慎重に、朝が来るとほっとし、誰にも言わず決めていた目標へ向かって一歩ずつ歩みを進めていた。(がん患者となった母親(私)が秘めていた野望) とにかく子供たちの未来が不安で仕方がなかった。 だって母親なんだ […]

私が『患者会に属さない』理由と春

一足先に指先に春色がやってきた ネイルチェンジをしてきた。思い切り春満開の指先は見ているだけでテンションがあがる。明るいカラーはやっぱり心がうきうきするね♪ 私の人生、なぜか『春』は大事が起こりがちなのですけどね… 悪性腹膜中皮腫という希少がんになってから春で丸9年、10年目の「希少がんサバイバー」となる予定なんだ♡嬉しいな♪信じられないよ♪ 私はアスベスト暴露により「悪性腹膜中皮腫(あくせいふく […]

もういくつ寝るとお正月?

2020年も本当にあとちょっと 毎年のように思う、一年ってあっという間だよね、というセリフ。もちろん今年も言いました(笑)。 2020年の主な出来事、私ごとです♪ 家族四人で穏やかに年を明けた冬 ブログをはじめた私 エアポケットのように子どもと過ごせた春 子離れを経験した初夏の私 子どもの頑張りに涙した真夏 子どもの進路が決まった秋 結婚25周年を祝えた初冬 下の子の18歳を祝えた冬 Netfli […]

2020年があと数日で終わるね

さぁ、今年もあと数日で終わる ジャニオタだった2013年は「JOHNNYS’ 2020 WORLD(トニトニ)」を観劇するため帝劇に日参し、もう一層のこと帝劇までの定期を購入してもいいんじゃないか?と思うほどに通っていた(笑)。 あの頃は、2020年まで私が生きる未来も、東京でオリンピックの開催が決まるなんて、そしてジャニーさんがいないジャニーズだって、全く予想しない「まさか」であって […]

がん患者となった母親(私)が秘めていた野望

実は密かに目標を掲げておりました 子ども②が今月18歳になります進路も決まりました。イエイ♪ 2012年4月12日「悪性腹膜中皮腫」という希少がん告知の時、子ども②は小学3年生になりたてだった。 にこにこと朗らかで「ママー大好き♪」とくっついてくれる、まだあどけなさ成分がふんだんに含まれているお年頃だった。 言えなかった、絶対生きるなどと…どうしても口にし、声に出し、目標として掲げることができなか […]

がんとフラバと「感情の棚」という考え方

悪性腹膜中皮腫と複雑性PTSDと ここ数日、やるせない寂しさと向き合っていた。 私は悪性腹膜中皮腫と複雑性PTSDを抱えている。この複雑性PTSDもなかなかに厄介で、音や匂いや景色など、何気ない事がきっかけで「過去に受けた心の傷」の「痛み」がよみがえる。そう、フラッシュバックというやつだ。 対処の方法はわかっているつもり。 辛い、悲しい、不安、寂しい、やるせない気持ちは何をどうしたって「やるせない […]

私のスペオキ、永遠の0番

スペシャルデイは突然に 昨日は夫と子ども①と3人で、シャレ乙バルで軽くお酒を嗜んで帰ってきました。そろそろ後期の授業のため、また自炊生活に戻るのでね。 2012年の私には、子どもと一緒にお酒を飲み、笑顔で語り合う未来が来るとは本当に思っていませんでした。 そりゃね、がん患者と知る前は人並みに「お酒を飲みたい」「結婚するまで見届けたい」「もしお孫ちゃんが抱っこできたら嬉しいな」という、未来のワクワク […]

ふと聞けた本音は何のご褒美??

ある日私はがん患者となった あたらしく「ある日私はがん患者となった」というテーマで、書いてみたいと思い3投稿を終えました。 振り返ってもやっぱり「ある日」なんです。それこそ1秒前までの私は健康だと思っていましたから。 でですね、「ある日私はがん患者となった#3」を綴っている間に猛烈なフラッシュバックが襲ってきて、やはり一人静かに夜空を見上げておりました…トホホ。 2012年9月の私は、生死の選択 […]

「癌」と「がん」の表記とSPEC祭り

夫と『SPEC祭り 「〜警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿〜」(堤幸彦監督)』を開催しておりました。 連ドラ  → 〜翔〜 → 〜零〜 → サトリの恋 → 〜天〜 → 〜結〜 漸ノ篇→ 〜結〜 爻ノ篇 の順番で(いらない情報か?) ケイゾク(ドラマ)にはまり、夫と映画も観に行きました。その時「朝倉」がいました。(仮面ライダー龍騎に「浅倉」が登場した時を思いだ…いやこれもいらない…) […]

がんの告知から9年目

2012年4月12日、一人で告知を受け、 非常灯を頼りにPET検査の予約をし、会計を済ませた時は19時を過ぎていた記憶。 悪性腹膜中皮腫(あくせいふくまくちゅうひしゅ)という、初めて聞く病名、そしてそれが「がん」だということ、さらに希少がんと呼ばれる、非常に予後の悪い難しいがん。 自分が「がん患者」だと知った衝撃、 しかもアスベストを吸い込むことにより発症するがんと言われた驚き。 アスベストを扱う […]

巣から飛び立て、若者よ。

私は2012年に、悪性腹膜中皮腫 (あくせい・ふくまく・ちゅうひしゅ)という、病名にがんとつかないがん患者となりました。 先生に「2年と思って」過ごすようにねと、いわいる余命宣告をうけました。 その頃、二人いる子どもたちは、まだ「進路」を具体的に考える年齢には達しておりません。 当時は、先生はがんじゃないから、健康だからそんな風に無機質に話せるんだ。それがまた辛くて悲しかった記憶があります。 今振 […]

病歴についてご紹介

親ブログ【毒親育ち|楽していこう】内の 中皮腫に関する投稿のみこちらにリンクを貼りました。 私が「がん」と過ごしてきた約8年間が伝わるかな?と思います。 ぽちぽちと、お時間のある時に読み進めて頂けましたら幸いです。(※団体・患者会・家族会等には属しておりません) おかしいなあと思った診察の順番 希少がん告知を受けるその瞬間まで 生命保険の加入に早すぎるはない 卵巣嚢腫の手術で終わりと思っていた 家 […]

【楽していこう|悪性腹膜中皮腫と沼】、はじめました

中皮腫患者mochiと申します。 2020年5月現在ざっくり50歳。夫と子ども①②の主婦、機能不全家族に生まれた毒親育ち。 2012年4月、希少がん発覚。 手術後「2年と考えて生きてね」とさらり余命期間を受け、子どもの未来を案じ無我夢中で生きました。2年間どう生きていたか記憶薄く…、3年目その状態に少し慣れ、そこで改めて自分の人生を考える余裕が芽生えました。 私の体内情報と照らし合わせると、私は夫 […]