生きることは食べること+沼

生きることはすなわち食べること
子供②が帰宅し「昨日餃子作ってくれてびっくりした」と言うから、ほら残念がってたから作ってあげたかったんだよきっと、と言ったら「悪いことしちゃった、でも今夜は餃子と思ってたからつい言っちゃった」と言うので、
美味しいって言われたら嬉しくて頑張っちゃうよ、ありがとでいいんだよって話しをしました。「へへー、美味しかった」だそうです。パパ冥利につきますね。
子供①から電話があり、
今日は初麻婆豆腐を作るそうです。偶然にも今日のお昼は子供②と麻婆豆腐を食べたので、さっすが親子だねーって驚いちゃいました(笑)。
次は揚げ物にチャレンジしたいそうです。料理、やってみたら意外にも楽しくて買い出しに行く時「あれとこれを買おう」と考えて片道40分歩くんだと言ってました。
子供②は例えばお昼冷やし中華の予定だと告げ、ピンとこない時は冷蔵庫の中を見てチャチャッと炒飯を作ってくれたり、豚の生姜焼きやそれこそオムライスも作ってくれます。
なので子供①は「食べる専門の人」でしたから、素晴らしき進歩です。
男性でも女性でも性別問わず、
自分の食べたいものをさくっと作れる力は必要だと思っています。
卵焼き、とろり半熟を熱々ご飯に乗っけてバターと醤油で食べるだけて美味しいじゃないですか。でも目玉焼き単体で売っていないですからね。
立派なご飯はそれこそ外食にお任せして、ちょっと野菜不足だなー、と思った時レタスを豪快に手でバリバリちぎって半熟卵(7分で簡単に出来ます)と好きなドレッシングで食べる、
もやしを袋の口を開けてレンジでチンしてポン酢で食べる、本当そんな簡単な事でいいから出来るのは大事です。
ひとりなら100円ちょいで
レタス数回食べれちゃいますからね。韓国海苔と塩昆部長とか、バター乗っけてレンチンしたエノキを乗っけるとか、そんな感じで十分なので。
私も夕飯が早く小腹が空いた時、オリーブオイルでナスとビーマンを炒めバターと出汁醤油で仕上げたものをつまんだりします。
強いて言うなら料理名がわからないけど夜罪悪感なく食べれる炒め物でしょうか?
生きることは、食べること、
食べるためには働く、実にシンプルです。
そこに「沼」に投資したい自分や、洒落た服、車など、人によって「楽しみ投資」があると思います。
自分で作れると食費も何とか出来るので必要な知識。二人ともなーんとなく自分の食べたいものを作れるようなので、また一つ安心しました。
本当に子供の吸収力はすごいなと驚きます。まだまだ伸び代がありそう、どこまでグングン知識を吸収して育つのかなぁ、見ていてワクワクしますね。
課題が大変と言っているので、
邪魔をしては行けないとLINEを送るのですが、電話をかけてきてくれるんです。私が声を聞きたいのを知っているからだと思います。
その優しさがすごく染みます。嬉しいな、優しいな、ありがとうって。
子供②は空いた子供①の部屋が集中できる(物がないので)と言って、自分でタスク管理をして頑張っているようですし。
過去、あの2年間は
緊張で張り詰めた日々でした。
一人で生きていける力
身につけられるにはどうしたらいいのか、と。だから一緒に台所に立ってお手伝いしてもらったり、買い物に行って食材を一緒に選んだりしましたが、これが子供達の今に繋がっているのか?と問われると、うーん…やっぱり本人のやる気かな?と思いました(笑)。
あれ食べたいでも売ってない、とか売ってても高いじゃん、これが原動力のようです。
その感覚大事、だって子供達は生粋の沼育ちですから「推し」にまわす費用と睨めっこするんです。
正しい判断です、推しは推せる時に推せ。
ですから。
by中皮腫患者mochi
-
前の記事
今夜は餃子200個包みましょう 2020.07.13
-
次の記事
がんと子育て、謙虚と感謝を小脇に抱え 2020.07.15