Amazonパントリー便利すぎ
- 2020.07.08
- 子供の心と成長
- Amazon パントリー, がんサバイバー, アスベスト, アマゾンパントリー, 中皮腫, 中皮腫患者mochi, 希少がんサバイバー, 希少がん患者, 悪性腹膜中皮腫

離れた場所で住む子ども①から
電話がありました。自炊をするのに調味料から必要だと(笑)。うん、そうだね必要だよね味付け。とても微笑ましいですねぇ。
Amazonパントリーを初めて利用しました。
離れた場所で同じページを見てカートに入れる。
Amazonパントリー、送料が一箱の容量から超えなければ均一で、箱に何パーセント詰めたか表示され、食料品も洗剤も「生活用品」を入れられて便利です。
確かに単価で見れば
近所のスーパーで購入する方が安い品もありますが、こちらで購入し送るには、距離と重さで送料が変わるので許容範囲内、いやむしろ安いかも?でした。
夫からは「ママに電話したらすぐ送ってくれるってわかってるんだよ」なんてニヤニヤされましたが、いいんです!それで(笑)。
だって近所のスーパーまでバス代をケチって40分歩く子です、そこにお米や油、醤油、その他液体調味料を持ち、帰り道も40分重い荷物を持って歩くんですよ!そのつもりで「めんどくさーい」って電話をかけてきてるんです。可愛いすぎじゃないですか。
(うん、それくらいママが払うよ?)
という心の声を出さないよう気をつけて、「Amazonパントリー使ってみない?」と持ちかけてみました。あれが必要、これがいる?など二人であれこれ話して気がつけば1時間超えてました。
今の時代、離れていても電話で「これ提出した」と会話中に画像が届き、「ほう、立派にかけてるね」って話せてつくづく凄いと思います。
子供から「今ゆっくりできるよ」って電話かかってくるんです。すごく嬉しいです。しみじみ「想像できなかった未来」を噛み締めています。
2012年の今頃は
手術してまだ病院にいました。
全部取り切れたと思っていた「残った腫瘍」について次の手をどう考えようかと、血眼になってスマホと対峙していました。
それこそ「今の子ども達の姿」をみれる可能性について模索し、足掻き、セカオピを決めたのもこの頃でした。
でもね、あの時の私は
子ども①の「今の姿」は見れないまま終焉へと向かう覚悟をしていて、だからこそ子ども達が未来で、少しでも迷った時力を貸してくれる可能性、その道筋を付けてあげたかった。
そのためにできる事は何か一生懸命考えていた。
あの頃見据えていたのは今頃の未来、そうある程度自分のテリトリーが出来上がり人格もくっきりし「これが自分」という軸が薄っすら見える頃を想定していた。
その頃私は不在の予定、だからこそ2年間の間に遺せるものについて必死に考えていたあの夏
今でも思い出す空中庭園
いつも同じ場面
曇り空に飛行機が飛んでゆく景色
音楽は嵐だ
この先の自分の治療の判断
子ども達の未来について
あれから9回目の夏が来る
余命の2年をすぎてからの私の人生は友の言葉を拝借して「おまけの人生」だと思うように気をつけている。
陽炎のようにふわふわとつかめそうで実体のない存在でありたい。
これから先は徐々に
「生きる知恵」を伝えていけたらいいなと思っている。不在感を寂しく思わなくていいように存在を薄くする事は可能だろうか?と。
子ども達が私の不在を寂しく思わない程度に存在感を薄くし、寄り添えたらいいのになと。その道をを模索したいと思っている。
大好きで大切な私の子ども達が
少しでも寂しく思わないため
自分の足で「人生を謳歌」できるよう
「私」ができる最良を考えたいな
子どもから幸せと愛情を沢山もらったから
恩返しができたらいいな
by中皮腫患者mochi
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