餃子と図書館と義務教育という学び

図書館で勉強してみる、
そう言って出かけた子供②。地元の友人と数人で行ったようです。
みな中学受験組、通っている学校も別ですが、これから会わない?と声をかけすぐに会える距離、そして他校の進み具合を知ることができ頑張りに繋がるようです。
よかったみたいですよ?図書館。集中できてしかも一人ではないので休憩が多ならなくて(笑)。週末は図書館にしたいね、と話しながら帰ってきたそうで、なにより、なにより。
子供二人とも、以前は
友達とカラオケボックスで勉強していました。フリードリンク、長居OK、そして学生さんにお安い金額の、〇〇〇猫。
今の子はカラオケボックスをそう使うのかと関心した覚えがあります。気分転換歌うらしい(笑)。
どこか別の場所…そこで思いついたのが
近所の図書館だったそう。最近建て替え終わったピカピカの図書館、ゆったりした造りで勉強ブースも綺麗です。憩いの場所には大きな木がすくりと見守っていて、なんとも可愛らしくて私もたまに本を借りに行く場所です。
私は親が勉強を煩く言うのは
「義務教育期間」まで、と決めていました。
ですから、小学生の間はタスク管理していましたし、丸つけは私、テストも返却後見直す等、まぁ突っ込んだ形で関わっておりました。中学になると英語を軸にやはりテスト管理等は行いました。
まわりも同じようなご家庭が多かったというのは勿論ありますが、一番は「やらさせれている」勉強は意味がない、
けれど国が「義務」と定めた範囲に関しては身に付けさせるのが親の務めと考えている。
2人ともしまじろうから
お世話になりましたよ。
ですので子供①に、勉強に煩い親かもしれないけれど「義務教育期間まで」だから、それまで頑張ろうねと伝えていました。
高校入学してからは一切勉強について触れることはしません。子供①が「本当に中学までだったんだね、急に何も言わなくなってびっくりした」って笑っていました。
ね、散々言ったじゃん私、です(笑)
知識は子供の将来設計に大切。
自分の気持ちを「言語化」できる、漢字を織り交ぜた文章作成、少々なら暗算でお釣りが計算できる、
そういった基礎があってこそ次のステージに自力で進めるのだと考えています。大切な子供が将来道を選ぶ時、知識があると言うことは「選ぶカードの手札が増える」ことを意味するのです。
ですから子供②も受験する
学科については、自分で調べ先生や友達と話をしたり、夫や私に聞いてくる時もありますが、我が家は「本人が決める」主義です。
それこそ子供①が浪人を迷った時も「好きにしていいよ」と言いました。本人が自分の意思で人生を選択するべきだから。
でも自分で決めるにしても「考える」ことが出来なければ、先を見越せなくては、決めることは難しいでしょう。だから義務教育期間の勉強は大切だと考えています。
子供①から電話がありました。
友達の家で餃子を作ったそう、楽しそうで嬉しいぞ。
よかったね、いっぱい迷って考えて決めた道、楽しいことばかりではないだろうけれど、でも語り合える友がいて、学びたかった事を学ぶ今、楽しそうに話を聞かせてくれる事、とっても幸せ。
子供たちがそれぞれのフィールドで
今何をすべきかを考え努力を重ねている姿は素敵。
かっこいいな、いや?可愛いぞ?、食べたいもの何かない?ってすぐ聞いちゃう(笑)
もう母にはそれくらいしか「してあげられる事」はないからさ。
自転車の後ろに子供②を乗せ、私の横を並んで自転車を漕ぐ子供①。三人で習い事も公園も友達のお家も、自転車でよく出かけたよね。懐かしいなぁ。
子供たちには、たくさんのありがとうしかない。
母に我がままを言っておくれ。
いつでもウェルカムだ!
by中皮腫患者mochi
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