9年目の診察、感謝の気持ち届いたかな?先生

9年目の診察でした
行って参りましたよびょーいん。
せっかくならシャレ乙服着用したいと、頑張ったんですよ、そりゃもー、てくてくと、距離を稼ぎバナナを食べて。
まぁ、まぁね、うん予想はしてさマイボディ…結果、ユニクロの伸縮性の素晴らしさに恩恵を受け、病院へ行ってきました(笑)。
今回はCTです、「不変」の結果をいただきホッと安心して帰ってきました。
何度検査を重ねても
前日、眠剤をいつも通りの量飲んで寝ましたが、やはり何度も起きては寝るを繰り返し…朝になりました。検査の回数をこなしたからといって、プロになるわけではなく、毎回びびりでしてですね、こればかりは性格なのでしょうかねぇ(笑)。
結果を聞きホッとした途端、眠気がやってくる自分が毎度微笑ましく思えてしまう臆病さ。
がん拠点病院にお世話になってから
9年目になりますが、過去に大々的にシステムも入れ替えをし、行くたびに待ち時間が短縮されています。
連休明けですごく混んでおりましたが、それでも昔に比べて格段に全てがスムーズかつ時短になっており、すごいなぁ、と思いながら眠くてぽやんとしながら会計を待っておりました。
これだけの人たちがこの病院に従事され、しかも「がん」に罹患された方々がこれだけ多く診察を待っているのですよね…、笑顔で親切に丁寧に接してくださり、つくづくありがたいな、と思います。
よし、救って頂いたこの命、
私のために、私だけの人生のために、全うするぞ!と気合が入り直りましたよ♪
偶然、9年目を生きることが出来ている私です。私の命に関わってくださった方全てにハグして感謝を伝えたい気持ちが溢れた今回の診察。
へへへ、なんだ私やっぱり子供の成長見たかったんじゃん!
これに尽きました。そうなんですよね、自分の余命2年と言われ覚悟をした2012年、私の目標は「子供が一人で決める力」をつけたい、だった。
2020年9月現在、
子供①は自分の進みたい進路へ一歩足を踏み出し、今夢に向かい目を輝かせ、知識を吸収し力を蓄えている最中。
子供②は、自分で学科を決め、目標にむかい自分で計画を立て、びっくりするくらい一人黙々と勉強をこなしている。(ゆるーく勉強を撫でる程度の子だったんです笑)
この二人の姿を私は見れたという奇跡。本当に、本当に、胸熱です、先生。
私の命が保ってくれた2020年、私史上最大に嬉しい出来事なんです先生!
2012年9月、
抗がん剤をしないと決めて先生に伝えたのだ、
先生、若干呆れたようにもみえたけど、微笑んで「まあ、とっくに抗癌剤の旬すぎてるからね、経過観察だね」と。だいたい先生自体が、やらないよりはやった方がいい、程度にしか勧めこなかったし…
このような反応で「全くこの患者は(苦笑)」的な反応をしつつも、9年目もお世話になっている腫瘍内科の先生。
とても感慨深くなってしまいましたよ。
心の中で先生へ感謝を…
心の中で「先生、子供たち大きくなりました。『お子さん小さいからよく考えて』と心配してくださった8年前、本当にありがとうございました。このご恩はわすれません」と脳波で伝わらないかと、強く念じて、診察室を後にしました。
ふふふ、先生は世間話をされるタイプではないのでね、そっと心の中で感謝を伝えました。多分伝わってるはず。
人生に起こる大小は等しいはず
生きる事は、平坦な道ばかりで無いのは皆同じだと、私はたまたま希少がんだった、病気とわかり毒家族と絶縁をした、という事、
それは有限である私の命と、大切な私の家庭である「夫と子供たち」を守りたいという強い思いからの行動であった、というだけの話である。
なんかね、子供の成長のすごさと、命を救っていただいた、清らかで尊い美しさに、心が洗われる、改めて感謝の気持ちが沸き起こった9年目の診察の日でした。
ユニクロのストレッチにも、もちろん偉大さを感じながらね。
by中皮腫患者mochi
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