ネクライトーキー@日比谷野外音楽堂編
- 2020.10.06
- 自分を楽むこと
- ゴーゴートーキーズ!2020野外音楽堂編, ジューンロック, ネクライ, ネクライトーキー, 中皮腫患者mochi, 日比谷野音

2020年9月27日(日)@日比谷公園
私は日比谷公園内にある野外音楽堂前の集合場所に立っていた。
右手にネクライトーキー「ゴーゴートーキーズ!2020野外音楽堂編」のライブのチケットを握りしめ…最後の野音はいつだったかな?と考えながら…。そう、前回は2019年7月15日(月)キュウソネコカミだったなぁと。
何度も足を運んだ日比谷野外音楽堂、座席が石から木になって冷えが楽になったんだよなぁ、と思い出しながら。
ゴーゴートーキーズ!2020野外音楽堂編
2020年2月23日@クラブチッタ以来のネクライトーキーのライブである。日比谷野音は一年以上振りなのだ。こうしてチケットを握りしめ待機列に並ぶ幸せを噛み締めていた。
はぁ、一曲目は何でくるのだろうか?セトリはどんなだろうか?リハの音が聞こえる中、胸躍らせて考える時間を持つ私は本当に嬉しくて、うっかり開演前から泣きそうであった。(早いよ私)
ネクライトーキーと出会ったのは、
2018年の年末。子供②のおすすめだった。
コンテンポラリーな生活を聞いてた私に子供②が「絶対好きだから聞いてみて」と教えてくれた。うん、本当だ歌詞やばいね、私好きだよねこれ絶対、でした(笑)。
年明けに一般発売があったがチケットが取れず、なかなか生音を聞くチャンスが巡ってこなかった。そんな時、初回開催から参戦してるJUNEROCKにネクライトーキーも出演するという、朗報が入ったのだ!
2019年6月15日(土)JUNEROCK
フェスティバル2019@クラブチッタ、はじめましての生音ネクライトーキー、音源はめちゃくちゃ聴き込んでいるので準備はオッケー!最前列どセンターでワクワク始まりを待っていました。
樹海ガール好きなんです!もうリハから「やっぱりこのバンド好きだ私」そう、沼確定の音をしかと聞いた瞬間でした。
とにかく熱い!鬼熱!熱いのだ!
ドラムもベースもギターもキーボードも、あ・つ・い!どちゃくそかっこいいのだ。
そこに、もっささんの可愛くも切なくのびのある歌声がのるのだ。好きになる以外何があると言うのだろうか?!そう、虜になってしまった。
歌詞が好き、メロが好き、演奏と歌声が大大大好き!と、一人川崎で叫んでおりました。(私叫びがち)
JUNEROCKフェスティバル2019@クラブチッタ川崎セトリ
- リハ:ゆるふわ樹海ガール・ジャックポットなら踊らにゃソンソン
- 夕暮れ先生
- めっちゃかわいいうた
- オシャレ大作戦
- 音楽が嫌いな女の子
- 許せ!服部
- こんがらがった!
- 遠吠えのサンセット
数々ネクライトーキーのライブに
足を運んでいるうちにあっという間にメジャーデビューが発表になるも「やはりな」という、どこから目線かわからないが、もはや当然だという感情で熱くおめでとうを叫んだあの夜(笑)。
忘れられない、はじめましての「クラブチッタ」から始まったネクライトーキーの沼、
いつぞやの「渋谷クワトロ」のアンコール。
あの夜も凄かった。心震え、魂が震え、生きている喜びと会場の一体感がやばすぎて、参戦できてただただ幸せであった。
ネクライトーキーの何か良い?
全部♪ですが、「歌詞」大好き。
日常に転がる突っ込みたくなる綺麗事や、理想の自分と現実の自分、冷めた目で感動を嘲笑いたい自分、本当は一人で乗り越える夜が誰にでもある事を知っている優しさ。
そんな一筋縄ではいかない人生を、ちょっと斜に構えていいじゃん!なところ。
そして圧倒的ライブの楽しさ!!!走る走る、それに比例し会場もぶちあがる!
音の洪水なのだ。
爪先立ちで息をするプールのさらに深い所に足を踏み入れたい気分になる。
体全部が水の中に浸かったらどうなるのかという興味と、足がつかない不安、でもどうせなら明日への体力など残さず、興味の方向へいってしまえ!って感じなのだ。(伝わる?)
熱量の半端なさに、あの「歌詞」が乗るのだ。最高であるのは間違いないのだ。出会えてよかったバンドである。
さぁ、話を日比谷野音へ戻そう。
開催されることが奇跡のような夕暮れ。絶対にお口チャックと自分に言い聞かせ待っていた。そこで朝日さんから「本公演の注意事項」が発表された。あー、久々生声だー。これだけで泣けてきそうだった。(解散は待てませんけどね)
当然、初手からフルスロットルだ。参戦者ももちろんだった。
音を浴びる贅沢、音に溺れる喜び、五感の全て味わう音の洪水。「音楽が嫌いな女の子」の藤田さんのパートで、とうとう我慢できず泣けてしまった。ここの歌詞大好きなんです。
「夕暮れ先生」を野音で月を見上げながら
聞く贅沢を、幸せと呼ばずに何と呼ぶ!
握りしめた拳をぶつける先に「生音」がある、今まで当たり前だった事が、とてつもなく幸せで、泣きたくなるほど胸が熱くなる事なのだと。
さらに拳を固く握りしめ、私の思いがステージに届くといいな、と願いを込め、音に酔いしれ、汗と涙でぐちゃぐちゃになった野音の夜である。
ネクライトーキーの音の圧に、音の洪水に、もはや暴力では?と笑ってしまうほどの音の力に、心も体もまるまる全部が満たされ、幸せでした。
人生にまた一つ「忘れられない日」が
追加された夜でした。
やはり、バンドマンはかっこいい。ステージに立つ人たちは尊くて震える。そしてなにより、私の人生の楽しみなのだ。あの夜私は確実に満たされ「力」をもらえた。
あの一夜が実現した裏には様々なご苦労があったと想像します。
一ファンである私ですが…、音楽の凄さを、音楽の大切さを、生きている喜びを、あらためて感じた素敵なステージでした。実現してくださり本当に、本当にありがとうございました。
「ゴーゴートーキーズ!2020野外音楽堂編」@日比谷野外音楽堂セトリ
- 虫がいる
- 夢みるドブネズミ
- めっちゃかわいいうた
- 音楽が嫌いな女の子
- 壊れぬハートが欲しいのだ
- タイフー!
- 放課後の記憶
- だけじゃないBABY
- 夏の暮れに
- 夕暮れ先生
- (野音新曲)
- 許せ!服部
- ぽんぽこ節
- 渋谷ハチ公口前もふもふ動物大行進
- 深夜とコンビニ
- (ビリビリ新曲)
- 明日にだって
- こんがらがった!
- 北上のススメ
- 朝焼けの中で
- アンコール:誰がためにCHAKAPOKOは鳴る
- オシャレ大作戦
- 遠吠えのサンセット
ネクライトーキーと素晴らしい夜を実現してくださった全ての方へ愛を込めて
by中皮腫患者mochi
-
前の記事
笑い合える幸せ、大切な人となら最高じゃないか! 2020.09.30
-
次の記事
映画『TENET』鑑賞(ネタバレなしです) 2020.10.09